北京五輪のフィギュアスケート団体戦でROCのカミラ・ワリエワ選手にドーピング疑惑が浮上しました。
2022年2月8日に開催予定だったフィギュアスケート団体のメダル授与式が急きょ中止されたのも、ROCにドーピング疑惑が浮上したからと五輪専門メディアが報じていました。
ワリエワ選手から検出された物質とはどんな効果があるのでしょうか。
さっそくみていきましょう。
ワリエワのドーピング疑惑トリメタジジンの効果とは?

2022年2月9日、ロシア有力紙コメルサントは2月8日に開催予定だったフィギュアスケート団体のメダル授与式が急きょ中止され理由に、ROCのカミラ・ワリエワ選手がドーピング検査で陽性反応を示したためと報じました。
ロシアのスポーツ情報サイト「Sports.ru」によると、検体は2021年12月に採取されたもので、検出された物質は「トリメタジジン」だったと報じました。
そのトリメタジジンとは禁止薬物の一つで、血管拡張作用などの効果があり、心臓の病気の治療などにも使われているそうです。
血管を拡張することで心臓の機能を緩和し、狭心症発作を予防する効果がある。
狭心症や虚血性心疾患の治療に用いられている。
また、興奮剤としても使用されることもあるようです。
トリメタジジンは、ドーピング検査の禁止薬物リストに入っており、2018年の平昌オリンピックではロシアから出場したボブスレーの女子選手から検出され、大会から追放処分を受けた事例もあります。
ワリエワは病気の治療のために使用?

トリメタジジンは、血管拡張作用などの効果や、心臓の病気の治療などにも使われている薬のようです。
#めざまし8
え?トリメタジジン使ってたの?
え?狭心症でも持ってるの?
持病持ち?— ❁︎*Murasaki*❁ (@murasaki_0705) February 9, 2022
ワリエワ選手は心臓に疾患でもあったのでしょうか。
トリメタジジン(バスタレル)、どうやら話を聞いてみると、祖父の頃から使っていた狭心症の薬らしい。
うちでも昔使っていたらしい。狭心症の人にしか使ったことないらしいね。
— アールル (@ffbbaruru) February 10, 2022
ワリエワ選手の祖父が心臓に疾患があったのという確かな情報は公表されていませんが、祖父が使用していたとなると、家系的に心臓があまり丈夫でないために使用していた可能性もありますね。
しかし、ドーピング検査の禁止薬物リストに入っている薬になるので、治療のために使用していたとしても、失格になってしまうのでしょうね。
競技力向上ではないって言っても、トリメタジジンはアンチドーピングのガイドに禁止薬として掲載されてるんだからダメなのよ。何言ってるのw
— ゆうこ🌸🥞🏎❤️ (@yuko_takechan) February 9, 2022
まとめ
北京五輪のフィギュアスケート団体戦でROCのカミラ・ワリエワ選手にドーピング疑惑が浮上し、トリメタジジンが検出されました。
そのトリメタジジンとはどのような効果がある薬なのかまとめました。
https://www.tokyo-cr.jp/wariewa-maimero-ok/