東京五輪でバスケと女子代表チームを銀メダルに導いたトム・ホーバス監督。
2021年9月18日放送の「世界一受けたい授業SP」出演し、選手たちをその気にさせた魔法の言葉が明かされ、話題となっています。
世間ではこのまま続投して3年後のパリ五輪で金メダルに導いてほしいといった声も多い中、今後も日本女子バスケチームの監督を続投するのか、退任するのか考察してみました。
日本女子バスケチームが東京五輪で銀メダル

東京オリンピックの最終日2021年8月8日、さいたまスーパーアリーナでバスケットボール女子の決勝で日本が銀メダルを獲得しました。
日本バスケットボール界で男女を通じて史上初のメダルとなりました。
世界ランク10位の日本が世界ランク1位のアメリカ相手によく健闘したと思います。
ホーバス監督は「スーパースターはいないけどスーパーチーム」と誇っていました。
ホーバス監督は2017年より女子日本代表の監督を務めています。
練習の時より通訳をつけず日本語で選手に接して指導されていたそうです。
私は熱い人です。
説明するときに熱いから、もし通訳さんが私と選手の間にいたらニュアンスが変わるかもしれない。
コーチは心から言わなかったら選手たちもすぐ分かる。
引用 : スポニチ
ホーバス監督の熱い思いが、通訳を通さない事で選手の心に直接伝わったからこそ、スーパーチームになったんでしょうね。
代表メンバーの林咲希さんは、
『厳しい言葉をかけたけど最後、最高の笑顔を見ることができてうれしかった』って言われたときは泣きそうになりました。
と語っています。
ホーバス監督が選手にかけた「魔法の言葉」

そんなホーバス監督が選手にかけた「魔法の言葉」というのがあるそうです。
「東京五輪で金メダルを取る」
主将の高田真希さんは、
「どんな状況でも常に金メダルって言い続けてくれましたし、トムのバスケットをやっていれば行けるなっていうのが実感としてわいてきました」
と語っています。
「みんなの顔も良くないよ」
五輪準決勝のフランス戦で、リードされていた展開でホーバス監督がかけた言葉。
その後、選手たちはいきいきとプレーし始め、逆転したそうです。
「これでいいですか、このバスケットで」
フランス戦の試合終盤、勝利をほぼ手中にしたところでホーバス氏はタイムアウトを取り、選手にかけた言葉。
主将の高田真希さんは、
目の前の試合に勝つというよりも、金メダルを取るために、このバスケットでいいんですか?ということ。
この言葉でリセットできた。
と語っています。
フランス戦では、この2つの言葉が状況を一変させ、気合を入れなおす重要なターニングポイントとなったそうです。
「スーパースター選手じゃない、スーパーチームですよ」
決戦終了後、ホーバス氏は選手を称えた言葉。
アメリカに敗退しましたが、見事な銀メダルを獲得しました。
女子バスケ・トムホーバス監督は続投or退任?2022年最新情報

選手たちから「昭和の頑固お父さん」と慕われたホーバス監督。
監督の契約期間は、大きな大会でいえば東京五輪までとなっているそうです。
日本国内では、ホーバス監督にこのまま女子バスケットチームの監督を続投してもらいたいという声が多数です。
ネットの声
ホーバス監督続投してほしい🥺
— hms (@msc77771111) August 12, 2021
男女ともにバレーボール観戦をよくしていた身としては、女子バスケットボールの監督がトム・ホーバスさんということがとてつもなく羨ましいです…!
日本のバスケ協会はちゃんとトムさんに金銭でも評価をして続投してもらってください……— Maa◎ (@mu_vo9894) August 9, 2021
このHCは絶対続投させるべき。
本人もやる気ありそうだし日本のバスケのあり方だけでなく日本人のことを日本人以上に理解してそう。
パリまで3年しかないから余計に思う。ホーバス監督、自身の今後は「JBAと話したい。教えたいことはいっぱいある」 https://t.co/mvjNkwIkr2
— せとぐち (@daregakabananya) August 8, 2021
トム・ホーバス監督はパリ五輪まで続投お願いします🙏
— GOODGOODGOOD (@GOODSOUND58) August 8, 2021
ホーバス監督は進退について
「コーチングは続けたい!来月までが契約期間、自分の判断ではない」
とコメントしていますが、
多方面からのオファーも相次いでいる
とも明かしています。
また、このような以降も…
「米国にいる家族のもとで少し体を休めたい」
とも明かしています。
ホーバス監督は、もう1年半ほどアメリカに帰れていないそうです。
東京五輪の銀メダルによって母国での評価は高まっているので、いいオファーがあればアメリカで指導にあたることも選択肢の1つだと話しているそうです。
また、2021年9月19日放送の「世界一受けたい授業SP」出演した際には、
この4年間、選手たちはいろいろ勉強になったと思うけど、私も勉強になった。
私の心はいっぱいです。
選手たちに本当に感謝。楽しかった。
と、しみじみ話していました。
この言葉から考えると、家族のいるアメリカに帰られる気持ちになっているのかなと思います。
3年後のパリ五輪へ向けて再び日本を率いるか否かは先が読めない状況です。
果たしてホーバス監督がどの様な選択を下すのでしょうか。
まとめ
トム・ホーバス監督が「世界一受けたい授業SP」に出演し話題となりました。
東京五輪でバスケと女子代表チームを銀メダルに導いたホーバス監督がこのまま続投するのか、それとも退任するのかまとめました。
ホーバス監督おそらく退任し、アメリカに帰国するのではないかと考察しました。
今後のホーバス監督の情報を待ちたいと思います。
