2022年2月21日、俳優の西郷輝彦さんが亡くなったと、所属事務所のサンミュージックが発表しました。
西郷さんは、最先端のがん治療をオーストラリアでうけていました。
日本では受けられない治療のようですがどんな治療で、医療費はいくら位かかるのかまとめました。
【西郷輝彦】前立腺がんで亡くなる

2022年2月20日午前9時41分、西郷輝彦さんが前立腺がんのため都内の病院で亡くなられました。
75歳と早すぎる死に世間からは悲痛の声が上がりました。
西郷輝彦さん死去 75歳 歌手で俳優 「御三家」の1人 | NHKニュース https://t.co/U3QteG5jLK
残念。早いなぁ。ご冥福をお祈りいたします。
— 四葉野玄馬 ٩(ˊᗜˋ*)و (≖ᴗ≖ ) ( ꒪⌓꒪) ٩(๑´0`๑)۶ (ㅎωㅎ) (@kurobayotsubano) February 21, 2022
西郷輝彦さん、まだ75歳なんて早すぎます。
彼の歌と整ったお顔、子供心に魅力を感じ幼少の頃からファンでした。
10年程前に辺見えみりさんにお会いする機会があり「お父様の大ファンです」とお伝えしたらすごく喜んでくれた想い出。
ご冥福をお祈り申し上げます。
どうぞ安らかにお眠りください。— hoshico☆ (@Acotan58) February 21, 2022
西郷さんは2011年に前立腺がんと診断され、全摘出手術を受けられましたが2017年に再発され、骨に転移されたそうです。
西郷輝彦がオーストラリアで治療法とは

西郷さんが2021年4月末に腫瘍マーカーの数値PSAが上がったため、最先端の治療を受けるために妻の明子さんと共にオーストラリアのシドニーに渡られました。
その治療とは、「ルテチウムPSMA標的治療」というもので、日本では未承認の治療法のようです。
前立腺がんで出てくる特殊なたんぱく質のPSMAに放射性物質の「ルテシウム」を結合させることで、PSMAを発現している細胞(がん細胞)だけを狙い撃ちすることができる治療
実際の治療は点滴のルートから薬剤を投与するだけなので体への侵襲が少なく体力のない患者でも副作用が少なく比較的受けやすい療法のようです。
また、抗がん剤治療が難しい患者や高齢の方でもこの治療がうまくいっているという事例があるそうです。
そのため、西郷さんはその治療法をぜひお願いしたいということで、シドニーへは医療ビザを使って行かれたそうです。
西郷さんは、このようにコメントしています。
この先も絶対いい方向を選んだんだと。
私が何かの力になれればいい。
このような思いがあったのですね。
シドニーでの治療後、2021年9月末に日本に帰国し闘病生活を続けていましたが、2022年2月20日のに東京都内の病院で亡くなられました。
西郷輝彦がオーストラリアでの治療(医療)費はいくら?

「ルテチウムPSMA標的治療」は、1回の治療に160万円かかるそうです。
西郷さんは、月1回のペースで3回の治療を受けられたようです。
160×3=480 合計480万円
西郷さんの治療費は480万円かかったと思われます。
現在この治療を受けるために、日本やアメリカなどからオーストラリアに渡っている方もおられるそうです。
まとめ
2022年2月21日、俳優の西郷輝彦さんが亡くなったと、所属事務所のサンミュージックが発表しました。
西郷さんは、オーストラリアでがんの最先端の治療をうけていた理由は、日本では受けられない治療だったからのようです。
1回にかかる療費は160万円と高額ですが、西郷さんにとって満足の出来る治療法だったようですね。
それにしても早すぎる死、心からご冥福をお祈りいたします。
