東京2020オリンピックが2021年7月23日~8月8日まで開催されます。
日本バレーボール協会は2021年6月21日に、東京五輪の男子日本代表12人を発表し、大塚達宣選手もその中の1人に選ばれました。
大塚達宣選手は現在早稲田大学の3年生。
大学生から選ばれたのは大塚達宣選手と高橋藍選手(日本体大2年)の2名だけです。
そんな大塚達宣選手がVリーグの誘いを断り、早稲田大学に進学した理由は?
さっそく見ていきましょう。
大塚達宣プロフィール
名前 : 大塚達宣(おおつか たつのり)
生年月日 : 2000年11月5日
年齢 : 20歳(2021年6月現在)
出身地 : 大阪府枚方市
身長: 194㎝
体重 : 80㎏
休日の過ごし方 : 家族と温泉旅行
試合前に聞く音楽 : アップテンポな邦楽
リフレッシュ法 : 寝ること
ポジション : アウトサイドヒッター
スパイク : 338㎝
ブロック : 325㎝
最高到達点 : 340㎝
小学校時代
バレーを始めたきっかけは
小3のときに「スポーツじゃなくてもいいから、何か始めてみたら? 」と親に言われたから
両親ともにバレー経験者で、父はバレーの指導者だったことから、大塚選手がバレーボールを始めたのは自然な選択だったことがわかります。
枚方市の「パンサーズジュニア」で試しに始めてみたら、すぐにのめり込んでしまったそうです。
「バレーを通じて自分を出すことができるようになり、バレーを通じて人としても強くなれました」
引用 : https://4years.asahi.com/
と大塚選手は振り返っています。
中学校時代
枚方市立中宮中学校卒業

中学にはバレー部がなく、パンサーズジュニアをそのまま続ける。
3年生のときに、
- 全国ヤングクラブ優勝大会 U-14男子 ⇒ 最優秀選手賞に選ばれる。
- JOC全国都道府県対抗中学バレ大会ー⇒ 最優秀選手賞にあたるJOC・JVAカップ受賞。
中学生になってからは頭を使って考えるバレーになり、新たなバレーの魅力を知り、
いつかは日の丸をつけて頑張りたい
という気持ちが芽生えていったそうです。
高校時代
洛南高等学校卒業
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- 文武両道を志してのこと
- 実家から通えること
「学生である以上、勉強しないといけない。どっちも頑張れるのは洛南と思ったんです」
引用 : https://4years.asahi.com/
洛南高校は進学校としても有名で、偏差値72-75で京都府内で1位の高校です。
バスケットボール部、体操部、バレーボール部は全国トップクラスの名門で、全国大会での優勝実績などもある高校です。
正に勉強も、スポーツも最強に頑張れる高校ですね。
俳優の佐々木蔵之介さん
タレントの森脇健児さん
輝かしい高校での活躍。

1年生
春高バレーベスト8
2年生
エースに抜擢される。
- 春高バレー準優勝
- U-19日本代表として大学生らとともに世界ユース選手権を戦い、3位。
3年生
最多25得点でMVPに選ばれる。
- 春高バレー14年ぶり2度目優勝
- インターハイ準優勝
春高バレーもいよいよ準々決勝へ突入!
洛南・Wエースの一人、大塚達宣(U18日本代表)の破壊力抜群のバックアタックが炸裂!大興奮間違いなし!試合を今すぐチェック!
ライブ配信はこちら→https://t.co/6tLTZh2O0w#バーチャル春高バレー #春高バレー #Live pic.twitter.com/NLymaVdKiV— スポーツブル【公式】 (@sportsbull_jp) January 7, 2019
ライバル校だった東山高校の豊田充浩監督も大塚選手を称賛しています。
「頭が賢いのはもちろん、プレーもクレバー。自分のことだけでなく、周りをどう活かすか、その中で自分がどう活きるかを考えられる選手」
引用 : https://4years.asahi.com/
大塚選手は、高校時代から頭脳明晰だったことがよくわかりますね。
大塚達宣の学部は?早稲田大学スポーツ科学部!
早稲田大学スポーツ科学部に入学

スポーツ科学部偏差値67~74
高校卒業と同時にVリーグでプレーしないか、という誘いを断ってまで早稲田大学へ進学。
- 選手を終えてからのキャリアを考えた時に、将来は指導者になり、教員免許を取りたい
- 大学で4年間経験を重ねるなら、ただ教員免許を取るための勉強をするだけでなく、アスリートとして得られる知識を増やしたい
アスリートとして活躍しながら、コーチングの面でもトップレベルの場所で人として成長や、自分を高めたいという気持ちが強いことがわかりますね。
大塚選手は大学のバレー部で、緻密(ちみつ)さや駆け引きがあることを学んだそうです。
「高校とはテンポやスピードが全然違って、それ以上にいろんな駆け引きがすごいです。
高校では最後は力勝負というところがあったんですけど、大学では相手に応じていろいろと戦略を変えていく。
それがはまれば勝てるけど、はまらないと苦しい」引用 : https://4years.asahi.com/
その状況をとても楽しんでいる気持ちが伝わってきますね。
大学1年の時
- 関東大学1部春季リーグ11戦全勝優勝
- 黒鷲旗に続いて新人賞も獲得
「やるからには、日本を背負う選手になりたい。そう思って早稲田大を選んだので、体力も筋力もプレーもすべて磨いて、1つずつ段階を踏んで、成長したいです」
引用:https://number.bunshun.jp/
大学2年の時
- 全日本大学選手権で4連覇を達成
- 全日本男子バレーボール(龍神NIPPONのメンバー)に選出される
第32回オリンピック競技大会(2020/東京)に出場する #龍神NIPPON の選手12人が内定しました。
1 清水邦広
2 小野寺太志
3 藤井直伸
6 山内晶大
11 西田有志
12 関田誠大
14 石川祐希 ©
15 李博
17 高梨健太
19 大塚達宣
20 山本智大
21 髙橋藍監督・選手コメント▶https://t.co/EX8TOgE5Ba pic.twitter.com/cfNewBNPDa
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) June 21, 2021
大塚選手は日の丸を背負う選手になるという夢を見事に掴みました。
現役学生・校友を含め、男子バレーボールで早稲田大学の学生がオリンピック代表メンバーに内定したのは史上初なんだそうです。
それだけすごいことを成し遂げた大塚選手の努力がスゴイですよね。
大塚選手は東京オリンピック代表選手に内定しこのようにコメントしています。
「12人という限られたメンバーの中で、自分がこのチームに何で貢献できるのか、自分の役割は何なのかを考え、チームの勝利のために全力を尽くしたいと思います。 私のプレーの特徴を挙げるとするならばスパイクでのコース打ちやブロックを利用したスパイクなど攻撃面だと思うので、いつも以上のことをするのではなく、私が持っている全ての力を出し切ることでチームに貢献したいと思います。」
引用 : https://vbnext.com/tag
憧れは石川祐希選手。

大塚選手はエースとして備えるべきスキルと度胸、それを磨き、石川選手に追いつきたいとコメントしています。
「石川選手と比べてもらえること、その位置づけに置いてもらえるのはありがたいことです。でも憧れているだけでは追いつくことはできない。苦手なところは練習して自分をもっとレベルアップしたいし、これだけは負けない、と思えるような自分の武器も磨いていきたいです」
引用: https://number.bunshun.jp/
世界に挑戦したい
「もし僕にもチャンスがあれば、世界に挑戦したい気持ちはあります。
自分も成長して帰ってこられなければ意味がないし、それだけの覚悟は必要です。自分の国に持って帰って貢献できるプレーとか心とか、そういうのを身につけないといけない。」引用: https://number.bunshun.jp/
大塚選手は現在大学3年生(2021年)ですが、4年生になったときはエースとしてチームを引っ張っていく存在になる事でしょうね。
まとめ
現在(2021年)早稲田大学の3年生の大塚達宣選手のこれまでの経歴や、大学での活躍をまとめてみました。
これから先、全日本バレーボール男子チームのエースとなっていくことを楽しみに応援していきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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